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アンゴラの無許可鉱山で地滑り、28人死亡

28人の年齢は16歳から35歳であった。
アフリカ南部・アンゴラの金鉱山(Getty Images)

アフリカ南部・アンゴラの無許可鉱山で地滑りが発生し、少なくとも28人が死亡した。地元当局が25日、明らかにした。事故が起きたのは首都ルアンダの北東部に位置するベンゴ州の鉱山地帯で、地元当局によると、犠牲者の多くは違法に採掘作業を行っていた若者だった。救助活動はすでに終了しており、4人が救出された一方、行方不明者の有無については引き続き確認が進められている。

事故は24日に発生した。現場では多数の作業員が金の採掘を行っていたが、大量の土砂が突然崩れ落ち、坑道や作業区域を直撃したという。ベンゴ州政府は声明で、「大規模な地滑りによって複数の採掘地点が埋没した」と説明した。死亡した28人の年齢は16歳から35歳であった。

アンゴラでは長年、ダイヤモンドの違法採掘が社会問題となってきた。しかし近年は、政府が鉱業の多角化を進めたことで、金や銅などの資源開発が拡大し、それに伴って小規模な違法採掘も急増している。金価格の高騰に加え、貧困や失業の深刻化が背景にあり、多くの若者が危険を承知で違法鉱山に流入している。

今回の事故現場でも、安全管理はほとんど行われていなかったとみられる。地元メディアによると、簡易的に掘削された坑道が一カ所に集中し、雨による地盤の緩みが崩落を招いた可能性がある。専門家は、無許可採掘では補強工事や排水設備が不十分なケースが多く、わずかな地盤変化でも大規模事故につながりやすいと指摘している。

アンゴラ政府は違法採掘の取り締まりを強化しているものの、広大な鉱山地域を完全に監視することは難しく、事故が後を絶たない。地元住民の間では、「危険でも採掘以外に生活手段がない」という声も多く、貧困問題と資源開発の矛盾が改めて浮き彫りとなった。

アフリカ各地では近年、違法鉱山での事故が相次いでいる。安全基準を満たさない採掘現場で崩落や洪水事故が頻発し、多数の死傷者を出すケースも少なくない。今回の事故も資源開発の陰で働く労働者の危険な実態を示す悲劇となった。

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