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ナイジェリア北西部で武装集団が市場へ向かう商人らを襲撃、20人死亡、19人負傷

襲撃は10日の午後2時ごろに発生した。
ナイジェリア、首都アブジャの機動隊(Getty Images)

ナイジェリア北西部ザムファラ州で軍の護衛を受けて市場へ向かっていた商人らの車列が武装集団の待ち伏せ攻撃を受け、少なくとも20人が死亡した。地元当局が12日、明らかにした。それによると、死者には軍人や警察官、民間人が含まれ、19人が負傷したという。

襲撃は10日の午後2時ごろに発生した。車列は同州郊外にある市場へ向かっていたと伝えられている。ロイター通信は当局者の話しとして、犠牲者の内訳について、兵士4人、警察官3人、民兵の隊員1人、民間人12人と報じた。

今回の事件は、軍の護衛が付いている車列であっても、武装集団による攻撃を防ぎきれない現状を浮き彫りにした。市場は農産物や生活必需品などの取引を支える地域経済の拠点であり、商人や住民が安全に移動できなくなれば、物流や日常生活にも影響が及ぶ恐れがある。

ナイジェリア北西部では近年、武装集団による襲撃が相次いでいる。こうした集団は「バンディット」と呼ばれ、集落を襲撃して住民を誘拐し、身代金を要求するほか、家畜を略奪するなどの犯罪を繰り返している。治安悪化は住民の生命を脅かすだけでなく、地域社会や経済活動にも打撃を与えている。

襲撃を実行した集団の正体や動機は明らかになっていない。

ナイジェリアでは北西部の武装集団による暴力に加え、北東部ではイスラム過激派による反乱も続いており、地域ごとに異なる脅威への対応が課題となっている。今回の事件は住民や商人を守るための警備体制の強化と、武装集団の活動を抑え込む取り組みが急務であることを改めて示した。

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