◎ギニアはボーキサイトを含む豊富な天然資源(鉄、金、ダイヤモンドなど)をうまく活用できていないと長年指摘されてきた。
2013年7月7日/ギニアのボーキサイト採掘場(Getty Images/AFP通信)

ギニアの軍事政権は10日、外国企業に対し、ボーキサイト精製所の建設に関する提案とスケジュールを5月末までに提示するよう命じた

ドゥンボウヤ大佐は首都コナクリで開催された関係者との会議で、5月末までに提案とスケジュールを確実に提出するよう命じ、製造工程で使用するすべての原材料を地元で生産するよう要請した。

またドゥンボウヤ大佐はボーキサイト部門の成長が停滞していることについて、「進行中の不平等を永続させる愚か者との取引を続けることはできない」と述べた。「ボーキサイトの採掘ブームにもかかわらず、収入が予想を下回っていることを認めざるを得ない...」

また産業大臣は同日、命令に違反した外国企業に罰金を科すと警告した。

ボーキサイトは自動車や食品産業に不可欠なアルミニウムの原料である。

ギニアのボーキサイト埋蔵量は世界最大で、74億トンと推定されている。また、生産量も第2位で、中国は消費するボーキサイトの約半分をギニアから輸入している。

しかし、ギニアはボーキサイトを含む豊富な天然資源(鉄、金、ダイヤモンドなど)をうまく活用できていないと長年指摘されてきた。

専門家はこれらの産業の成長が妨げられている要因として、投資不足、道路などのインフラの欠如、汚職の蔓延を挙げている。

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