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米メリーランド州で小型機墜落、乗員3人全員死亡、住宅地近くの公園

メリーランド州警察によると、墜落したのは単発機のパイパーPA28型機で、20日夜にニュージャージー州オーシャンシティを出発し、メリーランド州モンゴメリー郡へ向かっていた。
2026年6月21日/米メリーランド州プリンスジョージズ郡、プライベートジェットが墜落した現場近く(ABCニュース)

東部メリーランド州で小型の自家用機が森林地帯に墜落し、搭乗していた3人全員が死亡した。地元当局が21日、明らかにした。現場はワシントンDC近郊のプリンスジョージズ郡にある公園内の森林で、住宅街に隣接しているが、地上で墜落に巻き込まれた人は確認されていない。

メリーランド州警察によると、墜落したのは単発機のパイパーPA28型機で、20日夜にニュージャージー州オーシャンシティを出発し、メリーランド州モンゴメリー郡へ向かっていた。機体は現地時間20日の午後11時30分ごろ、公園に墜落したとみられる。

事故の発覚にはスマートフォンの衝突検知機能が大きな役割を果たした。警察によると、墜落直前に搭乗者のiPhoneから自動的に緊急通報が送信され、州警察やプリンスジョージズ郡警察、消防当局などが捜索活動を開始した。しかし、墜落現場は樹木が密集する森林地帯だったため発見は難航し、機体が見つかったのは21日の午前3時45分ごろだった。

搭乗者3人はいずれも成人で、操縦士1人と乗客2人とみられている。遺族への通知が完了していないため、当局は氏名を公表していない。州警察の報道担当者は声明で、「3人の命が失われたことは痛ましい悲劇だが、住宅地に近い場所でありながら地上の住民に被害が及ばなかったことは不幸中の幸いだ」と述べた。

現場周辺では夜間に大規模な捜索が行われ、警察のヘリコプターやドローンも投入された。墜落地点は住宅地からほど近く、場合によっては建物や住民を巻き込む重大災害となる可能性もあった。

墜落の原因は明らかになっていない。連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が共同で調査を進めており、飛行記録や気象状況、機体の整備履歴などを詳しく調べる方針だ。

米国では近年、小型機による墜落事故が相次ぎ、安全管理体制や操縦環境の在り方が改めて問われている。

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