◎ギニア軍は昨年9月にアルファ・コンデ大統領を追放した。
2021年9月10日/ギニア、首都コナクリ、ドゥンブヤ大佐(Getty Images/AFP通信)

ギニアの軍事政権は12日、軍事クーデター後に発足した国民移行評議会が民主化への移行期間を36カ月に設定したと発表した。

国連や西アフリカを統括するECOWAS(西アフリカ経済共同体)は移行期間をもっと短くするよう求めている。

軍事政権のリーダーであるドゥンブヤ(Mamady Doumbouya)大佐は今月初めに移行期間を39カ月に設定し、批判に直面した。

ドゥンブヤ大佐は昨年9月にコンデ大統領を追放し、暫定大統領に就任した。

コンデ氏は殺人罪などで起訴されている。

ドゥンブヤ大佐は民主的な選挙で選ばれた代表に権力を譲ると約束しているが、一部の専門家はこの約束に疑問を投げかけている。

西アフリカでは2年前から軍事クーデターが相次いでいる。ギニア、マリ、ブルキナファソの軍事政権はECOWASから資格停止処分を受けている。

スポンサーリンク