ガーナ2026年10月インフレ率5.5%、市場予想下回る、非食品価格の上昇が主因
統計局によると、インフレ率上昇の主因は非食品分野だった。
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ガーナ統計局が4日に公表したデータによると、2026年10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で5.5%増となり、9月の5.2%を上回った。ロイター通信のエコノミスト予想6.2%は下回り、中央銀行の目標範囲内にとどまった。
統計局によると、インフレ率上昇の主因は非食品分野だった。非食品インフレ率は9月の6.2%から7.9%に加速し、全体の物価上昇の約4分の3を占めた。一方、食品インフレ率は4.0%から2.8%に低下した。主要な食料品や果物の一部が前年より安くなったことが背景にある。
ガーナでは2025年を通じてインフレ率が大幅に鈍化したが、2026年3月に3.2%の底を付けた後、再び上昇傾向に転じている。今回の結果は、食品価格の落ち着きが全体の物価上昇を抑える一方、非食品分野では依然として強いインフレ圧力が残っていることを示した。
ガーナ中央銀行は9月の金融政策決定会合で、政策金利を14%に据え置いた。金利維持は3会合連続となる。同行はインフレ目標を8%とし、上下2ポイントの許容幅を設けている。10月のインフレ率は目標の下限である6%を下回っており、物価上昇が再加速する中でも、金融引き締めを急ぐ必要性は限定的となっている。
今後は非食品価格の上昇がどこまで続くかが焦点となる。食品価格の安定が続けばインフレ抑制につながる一方、非食品分野の上昇が長期化すれば、家計負担や金融政策に影響を及ぼす可能性がある。
