モンテネグロ、2027年6月にもEU加盟条約署名へ、欧州委が年内の交渉完了を見込む
欧州委員会が公表した年次拡大政策報告書は、モンテネグロがEU加盟に向けた改革を継続的に進めてきたことを評価。同国を加盟候補国の中で最も加盟に近い国と位置付けた。
と欧州委員会のフォンデアライエン委員長(Getty-Images/AFP通信).jpg)
EUの執行機関である欧州委員会は4日、モンテネグロのEU加盟交渉について、2026年末までに完了する可能性があるとの見通しを示した。さらに、2027年6月にも加盟条約に署名できるとの日程を提示した。実現すれば、2011年にクロアチアが加盟交渉を終えて以来、EUが新たな加盟候補国との交渉を完了する初めての事例となる。
欧州委員会が公表した年次拡大政策報告書は、モンテネグロがEU加盟に向けた改革を継続的に進めてきたことを評価。同国を加盟候補国の中で最も加盟に近い国と位置付けた。法制度や行政などの改革を着実に実施してきたことが、今回の前向きな日程提示につながった。
人口約63万人のモンテネグロは、2028年のEU加盟を目標に掲げている。加盟交渉が年内に終了すれば、2027年春までに条約の準備を進め、同年6月の署名が視野に入る。ただし、加盟条約の発効にはモンテネグロ自身に加え、既存のEU加盟27カ国すべてによる批准が必要となる。
欧州委員会は今後数カ月間、加盟に向けた準備の完了、実施済み改革の維持、与野党を超えた政治的支持の確保が不可欠と強調した。交渉の進展だけでなく、国内政治の安定も重要な条件となる。
EU加盟候補国では、アルバニア、ウクライナ、モルドバも有力国とされる。このうちアルバニアについて欧州委員会は、議会や市民社会との建設的な対話、超党派の協力を求めた。同国は2027年末までの加盟交渉完了を目指しているが、政治的対立や改革の進展が課題となっている。
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EU首脳「モンテネグロの加盟、2028年までに実現可能」課題も
今回のサミットでは加盟候補国の首脳らが一堂に会し、経済統合の深化、エネルギー安全保障の強化、域内インフラ整備、移動の自由
