エジプト大統領がサウジ支援を表明、軍事協力へ議会承認求める、フーシ派との戦闘激化
フーシ派は先週、サウジの首都リヤドの国際空港や国営石油会社サウジアラムコなどを攻撃した。
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エジプト政府は18日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃が激化する中、サウジの安全と安定を守るため、必要かつ可能なあらゆる支援を提供する用意があると表明した。シシ(Abdel Fattah el-Sissi)大統領はサウジ側から要請があった場合に軍が支援できるよう、議会に緊急審議を求めている。
フーシ派は先週、サウジの首都リヤドの国際空港や国営石油会社サウジアラムコなどを攻撃した。イエメンでは停戦合意の崩壊後、サウジが支援する国際的に承認されたイエメン政府軍とフーシ派との戦闘が再燃している。
エジプト大統領府は声明で、サウジの安全と安定に加え、資源や領土の一体性、イスラム教の聖地を守るために支援すると強調した。声明はシシ大統領が議長を務め、議会議長や首相、軍参謀総長らが出席した国家防衛会議の開催を受けて発表された。
シシ大統領は17日の演説で、サウジのサルマン国王(King Salman)とムハンマドン皇太子(Crown Prince Mohammed bin Salman)の意向に沿って行動すると述べた。議会では18日に軍事支援を認めるための採決が見込まれていたが、議員らや現地メディアによると、審議は19日も続く見通しだ。
エジプトとサウジは戦略・経済面で緊密な関係にある。サウジなど湾岸産油国は、2013年に軍がイスラム主義者のモルシ(Mohamed Morsi)前大統領を退陣させた後、エジプトに多額の援助や投資を行ってきた。エジプトは2015年にも、イエメン政府を支援するサウジ主導の連合に参加したが、戦闘面での関与は限定的だった。
今回の支援表明は、フーシ派の攻撃拡大を受け、紅海周辺を含む中東地域の安全保障情勢が一段と緊迫していることを示している。
