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トランプ氏、イスラエル総選挙でネタニヤフ首相を支持、接戦の選挙戦に影響か

トランプ氏とネタニヤフ氏は緊密な関係を築いてきた一方、ガザやレバノン、イランを巡る戦略では意見の相違も表面化していた。
米ワシントンDCホワイトハウス、トランプ大統領(右)とイスラエルのネタニヤフ首相(Getty Images/AFP通信)

トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、10月27日に行われるイスラエル総選挙を前に、再選を目指すネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相への全面的な支持を表明した。トランプ氏はSNSへの投稿で、ネタニヤフ氏を「強く、勇敢で、優れた指導者」と称賛し、イランとの戦争で米国と協力してきた実績を評価した。

トランプ氏は、ネタニヤフ氏が国内外から強い反対に直面しながらも指導力を維持してきたと主張し、イスラエル国民に投票を呼びかけた。ネタニヤフ氏はこれに対し、トランプ氏の支援と協力に感謝し、「共に任務を完遂する」と表明した。

今回の支持表明は、ネタニヤフ氏率いる与党リクードと連立勢力が苦戦する中で行われた。世論調査では、ネタニヤフ氏の陣営が議会(クネセト、定数120)過半数を確保する見通しは立っておらず、野党側も政権樹立に必要な支持をまとめられるか不透明だ。

今回の選挙は、2023年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエル急襲以降、初めて実施される国政選挙となる。イスラエルはガザ地区やレバノンで戦闘を続け、2026年2月には米国と共同でイランへの攻撃に踏み切った。この戦争は中東情勢を不安定化させ、エネルギー市場にも大きな影響を及ぼしている。

トランプ氏とネタニヤフ氏は緊密な関係を築いてきた一方、ガザやレバノン、イランを巡る戦略では意見の相違も表面化していた。米国内でもイラン戦争への支持は低下しており、トランプ氏の後押しがイスラエルの有権者にどの程度受け入れられるかは不透明だ。

専門家は、トランプ氏の支持がネタニヤフ氏にとって迷っている有権者を引き戻す材料となる可能性がある一方、選挙結果を決定づけるとは限らないと指摘する。今回の選挙は、長期政権を維持してきたネタニヤフ氏の政治的将来だけでなく、今後の米イスラエル関係や中東政策にも影響を及ぼす可能性がある。

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