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ナイジェリア北部で襲撃相次ぐ、兵士や武装勢力、金鉱労働者ら多数死亡

ボルノ州では6日夜、チャド湖近くに展開する第101特殊部隊大隊が、イスラム国西アフリカ州(ISWAP)の戦闘員から攻撃を受けた。
2020年5月/ナイジェリア空軍の戦闘機(Getty Images/AFP通信)

ナイジェリアで武装勢力や盗賊団による攻撃が相次ぎ、軍兵士やイスラム過激派、金鉱労働者ら多数が死亡した。現地メディアが7日に報じた。

北東部ボルノ州ではイスラム国(IS)系組織が軍の拠点を襲撃し、北西部ザムファラ州では盗賊とみられる集団が軍施設と金採掘現場を相次いで攻撃した。長年にわたる軍事作戦にもかかわらず、国内の治安悪化が続いている。

ボルノ州では6日夜、チャド湖近くに展開する第101特殊部隊大隊が、イスラム国西アフリカ州(ISWAP)の戦闘員から攻撃を受けた。軍は航空支援を受けてISWAPを撃退し、軍発表によると、25人以上のテロリストを殺害した。AK47型ライフル6丁と弾薬も押収したという。一方、軍側にも死者が出たほか、軍を支援する民兵の隊員少なくとも3人が死亡したとされる。軍は兵士の死者数を明らかにしていない。

一方、ザムファラ州では5日、オートバイに乗った武装集団が軍のキャンプを襲撃した。目撃者によると、少なくとも25人の兵士が死亡し、武装集団は軍施設を制圧した後、物資などを略奪した。さらに翌6日には、約1000人が金を採掘していた現場でも銃撃が発生し、村長は少なくとも100人が殺害されたと証言した。

中央および州政府はザムファラの襲撃についてコメントしていない。

ナイジェリア北東部では西アフリカ最大のイスラム過激派ボコ・ハラムやその分派であるISWAPによる武装闘争が長期化している。北西部でも武装盗賊集団バンディットやイスラム過激派が活動し、農村部や鉱山地域への襲撃、住民の殺害や誘拐が問題となっている。今回の一連の事件は、ナイジェリアの治安問題が単一の地域や勢力に限定されず、複数地域へ広がっていることを示している。

同国では2027年初めに大統領選挙が予定されており、治安対策が争点になるとみられる。政府と軍が武装勢力の再編を阻止し、相次ぐ攻撃を抑え込めるかが問われている。

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