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インドの風刺政党「ゴキブリ人民党」、デリー集会前に1万人拘束と主張、選挙人名簿改訂に抗議

抗議活動は選挙管理委員会が進めている選挙人名簿の改訂をめぐるものだ。
2026年10月8日/インド、風刺政治団体「ゴキブリ人民党」の支持者たち(ロイター通信)

インドで若者主導の風刺政治団体「ゴキブリ人民党(CJP)」のメンバーらが相次いで拘束されている。CJPは8日、10月10日に首都ニューデリーで予定している抗議集会を前に、全国で少なくとも1万人が拘束されたと主張した。警察はこの主張に関するコメントを出していない。

抗議活動は選挙管理委員会が進めている選挙人名簿の改訂をめぐるものだ。野党やCJPはこの改訂によって有権者が大量に削除され、モディ(Narendra Modi)首相率いる与党・インド人民党(BJP)に有利な選挙環境が作られと主張している。

選管とBJPは不正を否定し、改訂は重複登録者や死亡者、選挙資格のない人を名簿から除外するためのものと説明している。

CJPによると、拘束された人にはCJPの広報担当や、デリーで10日に開かれる抗議集会へ向かっていた地方の学生らが含まれる。CJP創設者のアビジート・ディプケ(Abhijeet Dipke)氏は8日、政府の対応を批判した。

抗議は8日、南部の大都市ベンガルールでも行われ、数百人のCJP支持者が選管トップのクマール(Gyanesh Kumar)委員長の辞任を要求した。参加者は「すべての名前が重要、すべての票が重要」などと書かれたプラカードを掲げ、投票権を守るよう訴えた。

ニューデリーでは最大野党・国民会議派のラフル・ガンジー(Rahul Gandhi)氏らも抗議活動を続けており、警察による拘束をめぐって対立が激化している。

警察は野党側の批判を否定し、BJPも主張には根拠がないとしている。教育省の試験問題流出をめぐる抗議で政府に打撃を与えた「ゴキブリ運動」が再び勢力を拡大する中、今回の選挙人名簿問題はモディ政権にとって新たな政治的試練となっている。

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