◎武装テロリストは東部クルペロゴの教会を急襲した。
2018年10月24日/ブルキナファソ、首都ワガドゥグー、国軍の兵士(Ludivine Laniepce/AP通信)

ブルキナファソ当局は28日、東部地域で洗礼式に出席していた市民8人がテロリストに殺害されたと明らかにした。

AFP通信は政府筋の話を引用し、「武装テロリストは東部クルペロゴの教会を急襲した」と報じている。

アフリカニュースによると、容疑者は28日の現地時間午前9時頃、洗礼式が行われた教会に乱入し、銃を乱射したという。事件を目撃した地元住民はAFP通信に、「少なくとも8人が殺された」と説明した。

軍事政権の高官は北部地域で26日にテロが発生したと報告している。この高官によると、テロリストは2つの地域で爆弾を爆発させ、少なくとも6人を殺害したという。詳細は明らかにされていない。

AFP通信はこの事件に詳しい政府筋の話を引用し、「軍は2つの地域で掃討作戦を実施し、3つの拠点を解体。テロリスト少なくとも20人を殺害した」と報じた。

ブルキナファソ軍は先週、マリ北部のサヘル地域で主に活動するジハード組織の暴力に対抗するため、北東部地域などに軍事境界線を設定し、民間人の立ち入りを禁じると発表した。

対テロ作戦対象地域は2つ設定され、1つは北部スム県のマリ国境に接する約2000㎢の範囲。もう1つはベナンと国境を接する1万1000㎢の範囲で、その大半は国立公園である。

対テロ作戦の詳細は明らかにされていないが、現地メディアは陸軍の兵士数千人が参加すると伝えている。軍は2つの地域内で生活する住民に2週間以内に避難するよう命じた。

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