アルジェリアでバス事故、谷底に転落、25人死亡、44人負傷
事故を起こしたバスは、北東部セティフからアルジェへ向かって走行中だった。
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アルジェリアの首都アルジェ近郊で7月31日、旅客バスが道を外れて谷底に転落し、少なくとも25人が死亡、44人が負傷した。地元当局が明らかにした。
事故を起こしたバスは、北東部セティフからアルジェへ向かって走行中だった。現場はアルジェから50キロほど離れた山間部の道路で、何らかの原因でタイヤがスリップして道路を外れ、そのまま谷に転落したという。警察が事故原因について詳しく調べており、車両の整備状況や道路環境、運転操作などを含めた調査を進めている。運転手の安否とバスに何人乗っていたかは明らかになっていない。
事故発生後、消防や救急隊が出動し、多数の救急車が負傷者を周辺の病院に搬送した。現場では救助隊が車内に取り残された乗客の有無を確認するなど、懸命な救助活動が続けられた。負傷者の中には重傷者も含まれているとみられる。
今回の事故を受け、テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領は国営テレビを通じて3日間の服喪を宣言し、哀悼の意を表した。政府は遺族への支援を進めるとともに、事故原因の究明を急ぐ方針を示している。
アルジェリアでは近年、重大事故が相次いでいる。2025年8月にはアルジェ市内で路線バスが川に転落し、18人が死亡、20人以上が負傷したほか、大型車両が関係する事故がたびたび発生している。
道路インフラや車両の老朽化、安全管理の徹底が長年の課題となっており、今回の事故を契機に交通安全対策の一層の強化を求める声が高まる可能性がある。
