スーダン・コルドファン州の市場でドローン攻撃、28人死亡
スーダンでは2023年4月以降、国軍とRSFの間で内戦が続いており、戦闘はダルフールやコルドファンなど西部・南部地域を中心に激化している。
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アフリカ北東部・スーダンの西コルドファン州の市場でドローン攻撃により少なくとも28人が死亡した。地元の人権団体が19日、明らかにした。攻撃は複数のドローンによって行われ、市場は当時、多数の市民で混雑していた。負傷者も多数に上り、死者数は今後さらに増える可能性があるという。
地元の人権団体「エマージェンシー・ロイヤーズ(Emergency Lawyers)」によると、攻撃は同州西部の集落で発生、商業活動が行われていた市場を直撃した。住民の証言では、突然複数の爆発が起き、屋台や店舗が破壊されたという。負傷者は地元の診療所などに搬送されたと伝えられている。
一方、攻撃主体については情報が錯綜している。同団体は国軍によるドローン攻撃の可能性を指摘しているが、軍事政権は民間人を標的にしたことを否定し、攻撃は準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の車両を狙ったもので、民間施設への被害はないと主張している。
スーダンでは2023年4月以降、国軍とRSFの間で内戦が続いており、戦闘はダルフールやコルドファンなど西部・南部地域を中心に激化している。双方は都市部や生活圏においてもドローンや砲撃を用いた攻撃を繰り返し、市場や病院など民間施設への被害が相次いでいる。
国連や人権団体はドローン攻撃の増加が民間人被害を拡大させていると警告してきた。特に2026年に入ってからは、ドローンによる死者数が増加傾向にあり、戦闘の長期化とともに人道危機が深刻化している。
今回の攻撃は内戦下での無差別攻撃の実態と、民間人保護の困難さを改めて浮き彫りにした。食料不足や避難民の増加も深刻で、治安と人道状況が改善される見通しは立っていない。
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