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中国・北京の超高層ビルに小型機衝突、詳細不明

目撃者によると、事故は午後6時ごろに発生。小型機がCITICタワーの高層部に突っ込んだという。
2026年6月26日/中国、北京、小型機が衝突したCITICタワー(中国尊)の写真を撮る男性(ロイター通信)

中国・北京市中心部で26日夕、小型機が市内で最も高い超高層ビル「CITICタワー(中国尊)」に衝突した。事故後、警察や消防が現場周辺を封鎖し、大規模な警備態勢を敷いたが、当局は事故発生から数時間が経過しても公式な発表を行っておらず、負傷者や機体の詳細、事故原因などは明らかになっていない。

目撃者によると、事故は午後6時ごろに発生。小型機がCITICタワーの高層部に突っ込んだという。この衝突で外壁のガラスが破損し、機体は地上に落下したとみられる。現場近くでは機体の破片やガラス片が散乱し、通行人が慌てて避難する様子も確認された。

衝突から数分後、警察・消防車両が相次いで到着し、周辺道路は全面封鎖された。警察官は現場周辺で写真や動画を撮影する市民を制止し、撮影済みの映像を削除するよう求められたとの証言もある。目撃者の一人はロイター通信の取材に対し、「小型乗用車ほどの大きさの物体がシートに覆われた状態で地上に置かれていた」と証言した。墜落した機体の残骸とみられている。

事故機は「自動車ほどの大きさ」とされる小型機で、詳細な機種や飛行目的は判明していない。北京市中心部の上空は政府中枢や重要施設が集中することから飛行規制が極めて厳しく、航空機が飛行すること自体が極めて珍しい。このため、航空関係者の間では、機体がどのような経緯で市街地上空に進入したのかにも関心が集まっている。

一方、中国のインターネット上では事故直後に現場の写真や動画が投稿されたものの、その後は関連投稿が相次いで削除され、主要SNSや検索サービスでも事故に関する情報はほとんど表示されなくなった。中国では重大事故や政治的に敏感な出来事について情報統制が行われることがあり、今回も当局による検閲が行われたとみられる。

CITICタワーの高さは528メートル、北京市最高層のビルで、国有企業CITICグループの本社が入居するランドマークとして知られる。首都中心部の象徴的な建築物で発生した今回の事故は、中国の航空安全体制や首都警備のあり方にも波紋を広げる可能性がある。当局は事故原因の調査を進めているとみられるが、公式な説明はなく、情報が開示されるかも不明である。

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