インド東部コルカタの宗教祭典で群衆事故、少なくとも17人死亡
警察によると、事故は午後7時40分ごろ、会場の出口付近で発生した。
.jpg)
インド・西ベンガル州の州都コルカタで17日、ヒンズー教の祭典の会場付近で群衆事故が発生し、少なくとも17人が死亡、複数の負傷者が出た。地元メディアが報じた。
事故が起きたのはコルカタ北部の祭典会場。ロイター通信によると、17日夜に会場周辺に人々が押し寄せ、数十人が将棋倒しになった。負傷者は病院に搬送されたという。
警察によると、事故は午後7時40分ごろ、会場の出口付近で発生した。雨が降る中、大勢の参拝者が集中したことに加え、出入り口の幅が狭かったことなどが事故につながったとみられる。現場では救急隊や消防、警察のほか、災害対応チームが出動し、負傷者の救助と搬送に当たった。警察は会場を閉鎖し、参拝者の立ち入りを禁じた。
目撃者は地元テレビ局の取材に対し、現場で多くの人が意識を失い、負傷者がバイクなどで病院に運ばれたと証言した。会場周辺は混雑し、雨の中で参拝者が急いで移動しようとしたことが混乱を拡大させた可能性がある。
この祭典はヒンズー教の女神ドゥルガーをたたえる西ベンガル州最大級の年中行事で、期間中は各地に仮設の祭壇や展示施設が設けられ、多数の参拝者が訪れる。こうした会場は「パンダル」と呼ばれ、宗教儀礼だけでなく地域社会の重要な催しとしても親しまれている。
今回の事故を受け、当局は負傷者の救護と現場の安全確保に追われている。多数の人が集まる宗教行事では、入退場経路の確保や群衆の流れの管理が重要となる。事故の詳しい原因や安全対策の実施状況について、当局による説明が待たれる。
