◎女性は短編動画プラットフォーム「Douyin」でライブストリーミングをしている最中に身体に火をつけられた。
2021年1月18日/中国、北京(Getty Images)

中国の裁判所は23日、30歳の元妻を焼き殺し死刑判決を受けた男の死刑を執行したと発表した。

新華社通信によると、刑は四川省の拘置所で執行されたという。

男は2020年9月、元妻が短編動画プラットフォーム「Douyin」でライブストリーミングをしている最中に身体に火をつけた。

女性はインターネット上でラム(Lamu)と呼ばれていた。報道によると、女性は病院に搬送されたが、数週間後に死亡した。

チベットの裁判所は声明で、「23日未明に受刑者の死刑を執行した」と発表した。

女性はチベット人であり、TikTokなどで地元の観光スポットを紹介したり、ブログを配信したりしていた。

女性の姉は新華社通信の取材に対し、「妹は何年も家庭内暴力に苦しみ、離婚を決意した」と述べていた。

この事件は全国で怒りと非難を引き起こした。警察は女性が攻撃を受けてから数日後、男を逮捕した。

新華社通信によると、男は死刑判決を不服とし控訴していたが、今年1月に棄却され刑が確定したという。

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