インドネシア東部地震、死者47人、行方不明者の捜索続く
震源は東ヌサトゥンガラ州のフローレス島沖、震源の深さは10~15キロと浅く、強い揺れが広範囲に及んだ。
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インドネシア東部で15日に発生したマグニチュード7.7の地震について、国家防災庁(BNPB)は16日、これまでに47人の死亡を確認し、50人余りが負傷、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。
震源は東ヌサトゥンガラ州のフローレス島沖、震源の深さは10~15キロと浅く、強い揺れが広範囲に及んだ。特にマウメレやナゲケオなどで被害が拡大し、住宅や学校、医療施設、公共施設など多くの建物が損壊した。
地震発生直後には津波警報が発令された。沿岸部では1メートル未満の津波が観測されたほか、海面の変化を受けて住民が高台などに避難した。その後、津波の恐れがないことから、警報は解除された。一方、広い範囲で余震が相次ぎ、強い揺れへの警戒が続いている。
被災地では救助活動が難航している。ナゲケオ周辺では土砂崩れによって道路が寸断され、通信障害や停電も発生したため、被害状況の把握や救援物資の輸送が困難になっている。2000人余りが避難を余儀なくされ、一部の孤立地域にはフェリーなどを利用して救助隊が向かっている。倒壊した建物の下に取り残された住民がいる可能性もあり、救助隊が捜索を急いでいる。
被害の全容は明らかになっておらず、中央政府と関係自治体が調査に当たっている。フローレス島周辺では住宅だけでなく、学校や医療施設など生活に不可欠なインフラにも被害が及び、被災者への食料や水、医療支援の確保が課題となる。
インドネシアは複数のプレートが衝突する環太平洋火山帯に位置し、地震や火山噴火が頻発している。フローレス島周辺では1992年の地震と津波で約2500人が死亡した。
プラボウォ(Prabowo Subianto)大統領は総動員体制で被災地に要員と物資を送り、自治体と連携して被災者の支援に当たるとしている。
