インドネシア東部でM7.7の地震、2人死亡、津波警報解除
当局は一時、東ヌサトゥンガラ州などの沿岸地域に津波警報を発令し、住民に対して海岸から離れ、高台や内陸部へ移動するよう呼びかけた。
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インドネシア東部で15日早朝、マグニチュード7.7の強い地震が発生し、少なくとも2人が死亡した。震源は東ヌサトゥンガラ州のフローレス島沖。欧州地中海地震センター(EMSC)は地震の規模をM6.9と報告している。インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)はM7.7とした。
地震は現地時間の午前5時前に発生、震源が比較的浅かったことから、広い地域で強い揺れが観測された。フローレス島周辺では住民が一斉に屋外へ避難し、建物の一部が倒壊するなどの被害が報告されている。病院では患者を屋外へ移して対応する動きも出た。
当局は一時、東ヌサトゥンガラ州などの沿岸地域に津波警報を発令し、住民に対して海岸から離れ、高台や内陸部へ移動するよう呼びかけた。海面の大きな上昇が確認されなかったことから、その後、警報は解除された。一方、当局は余震が続いているとして、住民に警戒を呼びかけている。
今回の地震はインドネシアが位置する「環太平洋火山帯」の地質学的リスクを浮き彫りにした。同国ではプレート境界に沿って地震や火山活動が頻発しており、過去にも地震と津波による甚大な被害が発生している。1992年にはフローレス島周辺で地震と津波が発生し、2500人余りが死亡した。
地元メディアによると、現地では救助活動と被害状況の確認が進められている。強い揺れによる建物倒壊やインフラ被害に加え、余震への警戒も必要となっており、今後、死者数や被害規模は増える可能性がある。
プラボウォ(Prabowo Subianto)大統領は声明で、関係自治体と連携して救助活動を最優先し、被災者に必要な支援を速やかに届けると表明した。
