世界銀行、コロンビアに2億ドル支援、地震対応、迅速経済被害推定も実施
地震は西部を中心に甚大な被害をもたらしており、14日時点で死者は285人、負傷者は約4000人に達し、数百人が行方不明になっている。
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世界銀行は14日、コロンビアで8月10日に発生した地震への緊急対応として、2億ドルを拠出したと発表した。地震は西部を中心に甚大な被害をもたらしており、14日時点で死者は285人、負傷者は約4000人に達し、数百人が行方不明になっている。
地震の規模はマグニチュード7.4で、10日の午前7時30分すぎに発生した。西部の複数地域で集合住宅などが倒壊したほか、学校や病院などの重要施設も被害を受け、救助活動と並行して避難住民への支援が急務となっている。
世銀は今回の資金を、単なる緊急救援にとどめず、被災地域の復旧・復興にもつなげる方針だ。コロンビア政府や開発パートナー、金融機関、民間部門と連携し、被災した地域社会や企業に資金を届け、公衆衛生、住宅、中小企業などを重点的に支援する。
さらに世銀は地震被害と経済的損失を早期に把握するため、「迅速経済被害推定(GRADE)」も開始した。この調査によって被害規模を数値化し、コロンビア政府が限られた資金をどの地域・分野に優先配分するかを判断するための基礎情報を提供する。
今回の地震は就任直後のデラエスプリエジャ(Abelardo De La Espriella)大統領にとっても大きな試練となっている。救命活動から避難生活の支援、住宅や医療施設の再建まで課題は広範囲に及ぶ。
世銀による2億ドルの拠出は長期的な復興を本格化させるための初動対応となる。
