ベネズエラ暫定大統領、国連で選挙実施を表明、具体的日程は示さず
ロドリゲス氏は今年1月、米軍の作戦でマドゥロ前大統領が排除されて以来、暫定政権を率いている。
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ベネズエラのロドリゲス(Delcy Eloína Rodríguez Gómez)暫定大統領は23日、ニューヨークの国連総会で就任後初となる演説を行い、適切な時期に選挙を実施すると表明した。ただし、具体的な投票日は示さず、国民が適切な時期を決めるとの考えを示した。政府は野党勢力との政治対話を開始しており、平等な条件を確保したうえで、包括的かつ透明な選挙を実施すると説明している。
ロドリゲス氏は今年1月、米軍の作戦でマドゥロ(Nicolas Maduro)前大統領が排除されて以来、暫定政権を率いている。今回の訪米はベネズエラの国家元首としては2018年にマドゥロ氏が国連総会に出席して以来であった。マドゥロ氏は現在、ニューヨーク州で麻薬密売に関する裁判を受けている。
ロドリゲス氏は演説で、ベネズエラが政治的対立による危機から抜け出し、民主主義に向けて移行する必要性を強調した。一方、経済再建には時間が必要だとも述べ、国民に対して容易な道のりを約束することはできないとの認識を示した。また、エネルギー、治安、国境を越える犯罪対策などで米国との協力を進める考えも表明した。
米国との関係改善はロドリゲス政権にとって重要な課題となっている。ロドリゲス氏は国連総会に合わせてトランプ(Donald Trump)大統領とも会談し、エネルギー、鉱業、安全保障などをめぐる協力について協議した。
両国は先月、米国がベネズエラの石油資源に関与する枠組みでも合意しており、経済再建と外交関係の再構築を並行して進めている。
今回の演説によって選挙実施の方針は示されたものの、日程や投票環境、野党勢力の参加などにはなお不確定要素が残る。今後はロドリゲス政権が政治対話をどこまで具体化し、実際の選挙につなげられるかが焦点となる。
