ペルー小型機墜落、欧州の観光客11人含む13人死亡、当局が原因調査
観光客の年齢は18~78歳、内訳はイタリア人7人、スペイン人2人、ドイツ人2人。
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ペルー南部の世界遺産ナスカの地上絵付近で遊覧飛行中の小型機が墜落した事故について、地元当局は2日、イタリア、スペイン、ドイツから訪れた欧州の観光客11人と、ペルー国籍の操縦士および副操縦士の2人が死亡したと明らかにした。
墜落したのは地元の航空会社アエロディアナ(Aerodiana)が運航するセスナ・グランドキャラバンC208型機。機体はイカ市内の空港を出発し、ナスカの地上絵を見学する遊覧飛行を行っていたが、管制塔に緊急事態を伝えた後、交信が途絶えた。その後、ナスカ市近郊の農地で機体の残骸が発見され、救助隊が現場を捜索し、13人全員の死亡を確認した。
観光客の年齢は18~78歳、内訳はイタリア人7人、スペイン人2人、ドイツ人2人。当局は遺体の収容と身元確認を進めるとともに、各国の在外公館と連携して遺族への連絡を進めている。
事故原因は明らかになっていない。運輸安全委員会は機体の整備状況や飛行記録、当時の気象条件などを詳しく調べる方針で、緊急事態との関連も含めて原因究明を進める。アエロディアナは約14年間にわたり、ナスカの地上絵を巡る遊覧飛行を行ってきた。同社は今回の事故についてコメントを出していない。
ナスカの地上絵は巨大な動植物や幾何学模様が砂漠に描かれた古代の遺跡群で、上空から全体像を眺める遊覧飛行が人気を集めている。一方、この地域では過去にも観光機の墜落事故が発生しており、安全対策の強化を求める声がたびたび上がっていた。
今回の事故を受け、中央政府は哀悼の意を表するとともに、調査結果が判明するまで遊覧飛行の運航体制を見直す可能性を示唆している。
