コロンビア地震、死者254人、行方不明者の捜索続く
地震は10日早朝に発生。震源地は太平洋岸に位置するチョコ県サンホセ・デル・パルマル付近で、コーヒー生産地として知られるリサラルダ県などを中心に広範囲で被害が確認された。
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コロンビア西部を襲ったマグニチュード7.4の地震について、当局は11日、これまでに254人の死亡を確認し、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。救助隊は倒壊した建物の瓦礫を重機や手作業で掘り進め、生存者の捜索を続けている。通信や交通網が大きく損なわれている地域もあり、被害の全容は明らかになっていない。
地震は10日早朝に発生。震源地は太平洋岸に位置するチョコ県サンホセ・デル・パルマル付近で、コーヒー生産地として知られるリサラルダ県などを中心に広範囲で被害が確認され、カリやペレイラなどの都市で建物や病院、インフラが損壊した。特にカリとペレイラでは建物の倒壊が相次ぎ、病院が被災したため、屋外で負傷者の治療を行うなど医療体制も逼迫している。遺体安置所も収容能力を超える状態だ。
さらに被災地では余震が相次ぎ、建物がさらに崩れる危険があるため、救助活動は困難を極めている。救助隊は音や声を頼りに生存者の位置を確認しながら、重機だけでなく手作業で瓦礫を除去している。発生直後には、倒壊した建物から母親と乳児が救出されるなど、生存者の発見も続いた。
当局によると、11日時点で5000棟以上の住宅が全壊・損壊した。空港の閉鎖や停電、断水、通信障害も発生し、復旧の見通しは立っていない。道路や交通網の寸断によって救援物資や救助要員の移動にも支障が出ており、被災地の孤立が被害をさらに深刻化させる恐れがある。
今回の地震は就任直後のデラエスプリエジャ(Abelardo De La Espriella)大統領にとって、最初の大規模災害対応となった。政府は被災地域を対象に3カ月間の経済支援策を開始し、救助と生活支援を急いでいる。国連も現地での活動を拡大し、米国と米州開発銀行(IDB)が緊急対応や復興に向けた資金支援を表明した。
