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コロンビア軍、FARC系武装勢力の幹部を殺害、大統領が発表

デラエスプリエジャ氏によると、フェリペはバジェ・デル・カウカ県で警察署を標的とした複数の攻撃に関与していた。
2025年1月23日/コロンビア、北部カタトゥンボ、陸軍の兵士(Getty Images/AFP通信)

コロンビアのデラエスプリエジャ(Abelardo De La Espriella)大統領は8月30日、南西部で実施した軍事作戦により、旧コロンビア革命軍(FARC)の和平合意に参加せず武装闘争を続ける反政府勢力の幹部を殺害したと発表した。

死亡した人物は「フェリペ」または「アルカディオ」の名で知られ、イバン・モルディスコ(Iván Mordisco)が率いる反政府勢力の一派に所属していたという。デラエスプリエジャ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、今回の殺害を同勢力に対する「壊滅的な打撃」と位置付けた。

デラエスプリエジャ氏によると、フェリペはバジェ・デル・カウカ県で警察署を標的とした複数の攻撃に関与していた。攻撃にはドローンを使って爆発物を投下する手法が含まれていたほか、道路に爆発物を仕掛けたガスボンベを設置し、軍事施設を攻撃した疑いも持たれている。また、車両への放火や恐喝などにも関与し、FARC分派の武装組織内で部隊を指揮していたとされる。

デラエスプリエジャ氏は投稿の中で、軍事作戦によって押収された武器や弾薬と、遺体を収容した袋とみられる映像を公開した。さらに「モルディスコとそのネットワークを包囲している」と述べ、武装勢力に対する攻勢を継続する方針を明確にした。デラエスプリエジャ氏は武装解除に応じない犯罪者について厳しい対応を取る姿勢も示している。

今回の作戦は、2016年の和平合意後も活動を続けるFARC系分派に対する政府の軍事的圧力が強まっていることを示すものだ。デラエスプリエジャ氏は今月初めに就任して以来、武装勢力に対する軍事・治安作戦を相次いで強化しており、和平交渉を重視したペトロ前政権とは異なる強硬路線を打ち出している。

今回の幹部殺害が、国内各地で活動する武装勢力の弱体化につながるかが今後の焦点となる。

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