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ブラジル化粧品大手ナチュラ、2026年第2四半期純利益92.1%減

ナチュラはブラジル最大の化粧品メーカーで、国内市場が業績を左右する。
2023年11月29日/ブラジル、首都ブラジリアのショッピングモール(ロイター通信)

ブラジルの化粧品大手ナチュラは10日、2026年第2四半期(4~6月)の純利益が前年同期比92.1%減の3500万レアル(約10.9億円)になったと発表した。前年同期から大幅に落ち込み、ブラジル国内の消費低迷や事業運営上の問題が業績を圧迫していることが浮き彫りとなった。

ナチュラはブラジル最大の化粧品メーカーで、国内市場が業績を左右する。同社は7月、第2四半期の連結純収益が前年同期比9~10%減の51億~52億レアルになるとの暫定見通しを示していた。ブラジルでの消費の弱さに加え、社内の業務上の課題が想定以上に売上高を押し下げたとしている。一方、スペイン語圏の中南米市場では為替の影響を除いた売上高が伸び、国内事業の落ち込みを補った。

ナチュラは2026年第1四半期(1~3月)にも4億4500万レアルの純損失を計上しており、今回の減益は厳しい事業環境が続いていることを示す。ブラジルでは消費者の購買意欲が弱まる一方、同社は供給網の見直し、販売部門の変更、デジタル販売チャネルの拡大、フランチャイズ店舗の出店加速などを進め、成長回復を目指してきた。

同社は売上高の減少にもかかわらず、第2四半期の利払い・税引き・減価償却前利益(EBITDA)の利益率については、第1四半期から改善すると見込んでいた。人員整理に伴う費用の減少や、新たな事業運営モデルによる効率化が寄与するためだ。

今回の決算はナチュラがコスト削減や業務効率化を進めながら、最大市場であるブラジルでいかに需要を回復させるかが今後の焦点となることを示している。中南米のスペイン語圏での成長を維持しつつ、国内市場の低迷を克服できるかが、収益力の回復を左右する。

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