コロンビア南西部で爆弾テロ、2人負傷、新大統領就任翌日
陸軍は声明でこの攻撃について、2016年に政府と和平合意を結んだ左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」から分離した勢力の犯行とみている。
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コロンビア南西部で8日、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、治安要員2人が軽傷を負った。陸軍が明らかにした。攻撃は右派のデラエスプリエジャ(Abelardo De La Espriella)新大統領が就任した翌日に発生した。陸軍によると、爆発が起きたのは南西部カウカ県とバジェ・デル・カウカ県を結ぶ主要幹線道路パンアメリカン・ハイウェイの料金所。
陸軍は声明でこの攻撃について、2016年に政府と和平合意を結んだ左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」から分離した勢力の犯行とみている。料金所の警備員によると、何者かが放置した車両が爆発、車を置いた人物はオートバイで逃走したという。軍は爆発現場を封鎖し、探知犬を投入して他に爆発物が仕掛けられていないか捜索した。
今回の攻撃は新政権が左翼ゲリラおよび麻薬カルテルへの強硬姿勢を打ち出した直後に起きた点でも注目される。デラエスプリエジャ氏は7日の就任演説で武装勢力に対し、法の支配に従うか、治安部隊と対峙するかの二つの道しかないと警告した。前政権が武装勢力との対話を重視したのに対し、デラエスプリエジャ氏は対話路線を否定し、治安対策の強化を掲げている。
デラエスプリエジャ氏は8日、前政権の和平交渉に関連した受刑者117人を8カ所の最高警備レベルの刑務所に移送すると発表した。刑務所内から犯罪組織が違法活動を指揮する能力を抑える狙いだ。
新政権発足直後の爆弾攻撃は長年続く武装勢力の脅威を改めて浮き彫りにした。
