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駐車スペース巡る口論で男性を射殺した女性、不起訴処分 米フロリダ州

死亡したのは62歳の男性で、事件の一部始終は携帯電話や防犯カメラなど、複数の映像に記録されていた。
パトライト(Getty Images)

フロリダ州ノースローダーデールのウォルマート駐車場で6月30日、駐車スペースを巡るトラブルから男性を射殺した女性が不起訴処分となった。ブロワード郡州検察局は9月3日、女性が正当防衛を理由に発砲したと認定し、フロリダ州の「Stand Your Ground(正当防衛時の退避義務を問わない)」法の適用によって刑事訴追を免れると発表した。

死亡したのは62歳の男性で、事件の一部始終は携帯電話や防犯カメラなど、複数の映像に記録されていた。検察の調査によると、女性は姪と乳児を乗せて車を運転し、男性と同じ駐車スペースに入ろうとして、一時的に車が動かない状態になった。その後、男性はいったん店内に入り、再び車に戻ったとされる。

検察によると、男性は女性の車に対して危害を加える趣旨の発言をした後、車を移動させ、怒った様子で女性のもとに歩いて近づいた。女性は携帯電話を左手、銃を右手に持って警告し、近づき続ければ発砲すると伝えた。しかし、男性は接近を続け、女性が後退する中でも追い続けたという。映像には、男性が車の鍵を使って女性の車を傷つけるような動きを見せた場面も記録されていた。

その後、男性が再び近づいた際、女性が発砲し、腹部に命中した。女性は直後に夫へ電話し、発砲したことを伝えた。いったん身柄を拘束されたものの、本人の説明は複数の映像記録と一致していた。

検察は女性が公共の場所におり、合法的に銃を所持できる立場だったことを指摘した。さらに、相手から攻撃を受けるまで待つ必要も、退避する必要もなく、死や重大な身体的危害を受けるとの恐怖が合理的だったと判断し、起訴しない結論に至った。

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