◎エネルギー省のグランホルム長官は、俳優のロバート・ダウニーJr.さんが出演する動画をユーチューブで公開した。
2019年4月22日/カリフォルニア州ロサンゼルス、俳優のロバート・ダウニー・Jrさん(Chris Pizzello/Invision)

エネルギー省は6日、俳優のロバート・ダウニーJr.(Robert Downey Jr.)さんと協力して、気候変動とクリーンエネルギー事業に取り組む人材を最大1000人募集すると発表した。

エネルギー省のグランホルム(Jennifer Granholm)長官はダウニーJr.さんが出演する動画をユーチューブで公開し、様々なバックグラウンドを持つ技術者による「クリーンエネルギー部隊」を発足させ、風力や太陽光発電などのクリーンエネルギー事業を展開・加速させるとした。

同省によると、この部隊に参加する技術者は風力や太陽光発電で得られる電力を送るために必要な送電線の設計・建設を支援したり、地球温暖化につながる温室効果ガスの排出を削減しながらエネルギーを生産する方法を研究・開発・普及させるための仕事などを担当するという。

マーベルの大ヒット映画「アベンジャーズ(Marvel's The Avengers)」を意識したこの部隊はバイデン(Joe Biden)大統領が昨年署名した超党派のインフラ整備法の一部である。エネルギー省は620億ドルを割り当てられている。

ダウニーJr.さんはアニメーションの中で、「あなたは私をアイアンマンに登場する億万長者のスーパーヒーローや世界一の探偵シャーロック・ホームズとして知っているかもしれない」と述べている。

「私は今、エネルギー省に新しいオフィスを持ち、クリーンエネルギー部隊を手伝うのに夢中になっています。気候変動に対する新しい、素晴らしい解決策を提供できる素晴らしい人たちと一緒に働く日を楽しみにしています...」

グランホルム氏も動画に出演し、「エネルギー省は科学者、IT専門家、土木技師、電気技師など、あらゆる分野を支援してくれる技術者を探している」と述べている。

この動画はエネルギー省のユーチューブチャンネルで公開され、SNSでも紹介される予定。

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