米アラスカ州で沿岸警備隊のヘリ墜落、乗員4人救助、死者なし
事故は22日午前、シトカ郊外の山岳地帯で発生。ヘリは定期的な訓練任務に従事していた。
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米沿岸警備隊(USCG)は22日、アラスカ州南東部のシトカ近郊で訓練飛行中だったMH-60ジェイホーク救難ヘリコプターが墜落したと発表した。乗員4人は全員救助・病院に搬送された。ケガの程度は明らかになっていないが、ABCニュースによると、いずれも命に別条はないという。墜落原因は不明で、当局が調査を進めている。
事故は22日午前、シトカ郊外の山岳地帯で発生。ヘリは定期的な訓練任務に従事していた。墜落現場は山岳地帯に位置する人口の少ない地域で、救助隊は通報から約1時間後に現場に到着した。乗員4人は救出後、シトカ市内の医療センターに搬送された。沿岸警備隊は声明で、乗員4人全員の生存を確認したと報告している。
また沿岸警備隊は「乗員の安全確保が最優先事項である」と強調し、関係機関と連携して対応に当たっていると説明した。さらに、事故機の残骸回収や現場検証を進めるとともに、機体の状態や飛行状況、気象条件などを含めた包括的な調査を実施するとした。
MH-60ジェイホークは沿岸警備隊が運用する主力の中・長距離救難ヘリコプターで、海難救助や医療搬送、法執行支援など幅広い任務に投入されている。アラスカ州は広大な海域と険しい山岳地帯で知られ、気象条件も厳しいことから、同機は地域の捜索・救難活動に欠かせない存在となっている。
アラスカでは2023年にも沿岸警備隊のMH-60ジェイホークが任務中に墜落する事故が発生、その際も搭乗していた4人全員が生還している。今回の事故でも死者が出なかったことは不幸中の幸いと受け止められている一方、訓練飛行中の安全管理体制や機体運用の在り方について検証を求める声が上がる可能性がある。
