◎バイデン大統領の選挙辞退により、トランプ氏は史上最高齢の大統領候補となった。
トランプ前米大統領(ロイター通信)

米国のトランプ(Donald Trump)前大統領は22日、秋の大統領選で敗北した場合、再び大統領選に出馬することはないと明言した。

トランプ氏は22日に放送された右派系メディアのインタビューで、「そんなことは全く考えていない。成功すると思うが、そうなった場合、次はない」と語った。

バイデン(Joe Biden)大統領の選挙辞退により、トランプ氏は史上最高齢の大統領候補となった。

3回目の大統領選に臨むトランプ氏は4つの刑事事件と選挙活動とのバランスをとってきた。

トランプ氏は「私は素晴らしい人生を送ってきた」と強調。「正直、裁判は必要なかったし、私は無実だし、いろんなことを経験してきた」と語った。

またトランプ氏は「もし人生をやり直すとしたら、私や私の人生よりも、大統領職の方がずっと重要なので、挑戦するだろう」と述べた。

トランプ氏は選挙選から撤退したロバート・F・ケネディ・ジュニア(Robert F. Kennedy Jr)氏を閣僚に起用する用意があると発言したことについて質問されると、「私は何の取り引きもしていない」と主張した。

「何の意味もありません。私は起用するかもしれないと言いました。私は誰とも取引していません」

またトランプ氏はケネディ陣営の補佐官が以前、ケネディ氏が新政権で保健福祉長官を務めるかもしれないと発言したことについて、「適切ではない。時期尚早だ」と一蹴した。

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