トランプ氏、CNN、MS NOW、Politicoをホワイトハウスから締め出すと表明「フェイクニュースだ」
トランプ氏の投稿では措置を「即時」としたものの、具体的にどのような形で実施するのかは明らかになっていない。
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トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、CNN、MS NOW、ポリティコの3報道機関について、「ホワイトハウスから締め出す」と自身のSNSで表明した。トランプ氏は3社の報道を「フェイクニュース」と批判し、「フィクションと嘘」を報じるべきではないと主張した。さらに、今後ほかの報道機関も対象になる可能性を示した。
トランプ氏の投稿では措置を「即時」としたものの、具体的にどのような形で実施するのかは明らかになっていない。記者証を取り消すのか、ホワイトハウス敷地への立ち入りを制限するのか、それとも大統領の公式行事や記者団への参加を認めないのかについて、詳細は示されていない。AP通信によると、発表後もCNNの記者らは通常通りホワイトハウスで取材を続けていた。
今回の措置は、トランプ氏と報道機関との長年にわたる対立が再び表面化したものでもある。トランプ氏は2025年2月にもAPが「メキシコ湾」を「アメリカ湾」と呼ぶ政権側の方針に従わなかったことを理由に、AP記者を大統領執務室や大統領専用機などから締め出した。APはこれをめぐって提訴し、訴訟は現在も続いている。
CNNをホワイトハウス取材から排除することは、特にテレビ各局による大統領取材の慣行に影響を与える可能性がある。CNNは大統領の移動や公式行事を取材する主要テレビネットワークのプールに参加してきたため、今回の措置が実施されれば、ホワイトハウスへの報道アクセスをめぐる問題がさらに拡大する可能性がある。
合衆国憲法修正第1条は言論と報道の自由を保障しており、報道機関を記事の内容を理由に政府が排除できるのかが今後の法的争点となる見通しだ。報道の自由を擁護する非営利団体「Reporters Committee for Freedom of the Press(RCFP、報道の自由委員会)」は今回の措置について、報道内容を理由に記者を排除することは違憲だとの見解を示している。
一方、トランプ氏はメディア側が事実に反する報道を行っているとの立場を崩しておらず、今回の発表が単発の措置にとどまるのか、対象メディアがさらに広がるのかは現時点で不明だ。
この決定はホワイトハウスと報道機関の関係だけでなく、大統領への取材アクセスと報道の自由をめぐる法的・制度的な議論にも発展する可能性がある。
