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米ジョージア州高校銃乱射事件、16歳被告が起訴内容認める

事件当時14歳だったグレイ被告は、ライフル銃を校内に持ち込み発砲した。発砲後、警察官の指示に従って投降し、その後、第2級殺人や加重暴行など計55件の罪で起訴された。
2024年9月4日/米ジョージア州ウィンダー、銃撃事件が発生したアパラチー高校(AP通信)

南部ジョージア州で2024年9月に発生した高校銃乱射事件で、殺人など55件の罪に問われていたコルト・グレイ(Colt Gray、16歳)被告は24日、州裁判所で起訴内容を全面的に認めた。事件は同州ウィンダーのアパラチー高校で発生し、生徒2人と教師2人の計4人が死亡、9人が負傷した。検察は被告を成人として起訴している。

事件当時14歳だったグレイ被告は、ライフル銃を校内に持ち込み発砲した。発砲後、警察官の指示に従って投降し、その後、第2級殺人や加重暴行など計55件の罪で起訴された。未成年時の犯行であるため死刑は適用されないが、終身刑を含む厳しい判決が下される可能性がある。

法廷では遺族や被害者らが意見陳述を行い、突然家族を失った悲しみや現在も続く心の傷を訴えた。検察は被告が事件を計画的に準備していたことを示す証拠があると主張し、仮釈放のない終身刑が妥当だと求めている。一方、弁護側は心理学の専門家らを証人として招き、被告の精神状態などについて説明する方針を示している。

この事件では、被告本人だけでなく父親の責任も厳しく問われた。父親のコリン・グレイ(Colin Gray)は息子にAR15型ライフルを与えたことなどが重大な過失に当たるとして、今年3月に第2級殺人罪などで有罪評決を受けた。

米国では子どもによる銃犯罪を巡り、保護者が刑事責任を問われる事例は極めて珍しく、本件は保護者の責任範囲をめぐる重要な司法判断として注目を集めている。

また、事件以前には、被告が学校での銃撃をほのめかす発言をしたとの情報を受け、法執行機関が事情を確認していたことや、母親が事件直前に学校へ緊急の警告を行っていたことも明らかになっている。こうした警告が十分に生かされなかったことから、学校や家庭、行政機関による危険兆候への対応の在り方も議論されている。

今回の答弁により裁判は量刑審理へ移り、判事は被害者や遺族の証言、事件の計画性、被告の年齢や精神状態などを総合的に考慮して量刑を下す見通しである。この事件は米国で相次ぐ学校銃乱射事件の中でも、加害者本人だけでなく保護者の法的責任が厳しく追及された象徴的な事例と位置付けられている。

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