米オハイオ州フェス銃撃事件、警察が容疑者2人捜索中、12人負傷
事件は6日の午後5時30分ごろ、音楽ステージや屋台が立ち並び、多くの家族連れでにぎわうフェス会場で発生した。
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米オハイオ州トレドのイベント「オールド・ウェスト・エンド・フェスティバル」で発生した銃撃事件をめぐり、地元警察は10日、この事件に関与したとみられる2人の容疑者の行方を追っていると明らかにした。事件では12人が負傷し、市民に大きな衝撃を与えている。
警察によると、指名手配されたのは20歳のカ・ナイ・テイラー(Ka Nye Taylor)容疑者で、暴行など11件の容疑がかけられている。また、捜査当局は現場で撮影された写真を公開し、黒い服装をした別の男を「第2の銃撃犯」として特定するため、市民からの情報提供を呼び掛けている。
事件は6日の午後5時30分ごろ、音楽ステージや屋台が立ち並び、多くの家族連れでにぎわうフェス会場で発生した。警察の説明によると、会場内で発生した口論や暴力をきっかけに1人が発砲し、それに対して別の人物が応射したとみられる。捜査当局は少なくとも2人の銃撃犯が互いを狙って発砲した可能性が高いとの見方を示している。
負傷者12人のうち3人はトラブルに関与していたとされるが、残る大半は巻き添えとなった一般来場者だった。負傷者の年齢は10代から60代まで幅広く、一部は重傷を負ったものの、いずれも命に別条はないという。
現場では銃声が響くと同時に来場者が一斉に避難し、混乱状態となった。警察官や消防隊員だけでなく、その場に居合わせた市民も応急処置に参加した。消防当局によると、止血帯の装着や傷口への圧迫などが迅速に行われ、負傷者の救命に大きく貢献したという。
オールド・ウエスト・エンド・フェスティバルは歴史的な街並みで知られるトレドを舞台に毎年開催される地域最大級の催しで、音楽イベントや住宅見学ツアーなどが人気を集めてきた。主催者は事件発生翌日、残りの日程を中止すると発表し、「思いやりや責任の観点から継続は不可能だった」と説明した。
警察は引き続き防犯カメラ映像や来場者が撮影した写真・動画の解析を進めるとともに、容疑者の早期逮捕を目指している。地域社会では夏の恒例行事が暴力によって中断されたことへの失望とともに、公共イベントにおける安全対策の強化を求める声が高まっている。
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