米バージニア州共和党本部前で発砲、女性1人負傷、警察「中間選挙とは無関係」

リッチモンド警察の署長によると、事件は建物の向かいにある美容室で起きた口論に端を発したとみられる。
パトライト(Getty Images)

米バージニア州リッチモンドで29日午後、共和党州本部が入る建物の前で発砲があり、女性1人が負傷した。警察は来月の中間選挙とは無関係で、政治的動機による犯行ではないとの見方を示している。女性の命に別条はなかった。

リッチモンド警察の署長によると、事件は建物の向かいにある美容室で起きた口論に端を発したとみられる。美容室内にいた女性は、以前からトラブルのあった男性が店に入ってきたため、正当防衛として発砲したと警察に説明した。警察が詳しい経緯を調べている。

捜査当局、現場に血痕が残されていたことから、女性と口論になった男性も負傷した可能性があるとみている。署長は男性に対し、負傷している場合は医療機関を受診し、捜査員に連絡するよう呼びかけた。男性の所在や容体は明らかになっていない。

銃撃が起きた際、共和党州本部の職員は建物内で勤務していた。党の責任者によると、建物の外に設けられたブースで、党とは関係のない人と話していた女性が負傷し、出血した状態で事務所内に運び込まれた。その後、救急隊が到着し、女性を病院へ搬送した。

事件現場となった建物は、共和党州本部が入居するオーベンシャイン・センター。中間選挙を控え、米国では政治的対立や暴力への警戒が高まっているが、警察は今回の発砲について、選挙や共和党の活動との関連を示す証拠はないとしている。

捜査当局は関係者への聞き取りなどを進め、発砲に至った経緯の解明を急いでいる。

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