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小型機が住宅地に墜落、乗員2人死亡 米オハイオ州

地元当局によると、建物内にいた住民や周辺住民にケガはなかった。
2026年5月14日/米オハイオ州アクロン、小型機が墜落した現場(AP通信)

オハイオ州アクロンで小型機が住宅に突っ込んで炎上し、搭乗していた2人が死亡した事故を巡り、国家運輸安全委員会(NTSB)が15日、事故原因の調査を本格化させた。地元当局によると、建物内にいた住民や周辺住民にケガはなかった。住宅2棟が避難対象となり、現場は一時騒然となった。

墜落したのはパイパーPA28-180。連邦航空局(FAA)の飛行記録によると、同機は14日の午後2時45分ごろ、アクロン・フルトン空港を離陸。その後およそ1時間飛行を続けた後、住宅街に墜落、火災を引き起こした。現場周辺では黒煙が立ち上り、近隣住民や目撃者が異変に気付いて通報したという。

アクロン消防局によると、小型機が突っ込んだ建物と隣接する住宅は火災の危険性から避難措置が取られた。墜落直後には爆発音が周辺に響き渡り、炎が住宅全体を包み込んだとの証言もある。一方、住宅内にいた家族4人は無事に避難し、地上での負傷者は確認されていない。

NTSBはFAAやオハイオ州ハイウェイパトロール隊と連携し、機体の飛行データや整備記録、目撃証言の分析を進めている。現時点で事故原因は明らかになっておらず、機体トラブルや操縦上の問題など複数の可能性を視野に調査を行っているという。死亡した2人の身元についても、地元当局が確認作業を進めており、家族への通知が完了するまで公表されない見通しだ。

現場近くにある航空学校は、事故機が同校所属ではないと説明したうえで、「搭乗者と家族のために祈っている」と声明を出した。アクロン周辺では過去にも航空事故が発生し、2015年にはビジネスジェット機が墜落して9人が死亡した。今回の事故を受け、地域住民の間では再発防止を求める声が高まっている。

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