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ウガンダでもエボラウイルス確認、1人死亡、当局が接触者追跡中

発表によると、感染が確認された患者は重度の出血症状を呈して入院していたが、14日に死亡した。
2025年2月3日/ウガンダ、首都カンパラ、エボラワクチンを準備する医療従事者(AP通信)

ウガンダ保健省は15日、同国内で「エボラ出血熱」の感染者を確認したと発表した。今回の事例はエボラウイルスの中でもブンディブギョ系統による感染であり、隣国コンゴ民主共和国からの越境感染である可能性が高いとみられている。保健当局は接触者追跡と隔離措置を開始し、感染拡大防止に向けた対応を強化している。

発表によると、感染が確認された患者は重度の出血症状を呈して入院していたが、14日に死亡した。その後の検査でエボラウイルス陽性が確認され、公式にアウトブレイクが宣言された。現時点で他の感染者など、詳細は明らかにされていないが、保健省は監視体制を強化し、疑い症例の調査を継続している。

ウガンダはアフリカ東部に位置し、コンゴ民主共和国と国境を接していることから、過去にも繰り返しエボラ流行の影響を受けてきた。人の移動が活発な国境地帯では感染症の持ち込みリスクが高く、今回の事例もこうした地理的条件が背景にあると考えられている。保健当局は国境地域における監視強化や検疫措置の徹底を進めている。

エボラは重篤なウイルス性出血熱であり、感染者の体液との接触によって広がる。致死率が高く、早期発見と隔離が感染拡大防止の鍵となる。ウガンダ保健省は国民に対し、発熱や出血などの症状がある場合は速やかに医療機関へ相談するよう呼びかけている。

また、近隣諸国や国際機関とも連携し、地域全体での監視と対応体制の強化が進められている。アフリカではエボラの散発的な流行が続いており、今回の発表は周辺地域における公衆衛生上の警戒を一層高めるものとなった。今後は感染源の特定と封じ込めが最大の課題となる。

アフリカ疾病対策センター(Africa CDC)は15日、コンゴ北東部イトゥリ州で新たなエボラの流行が確認され、246件の感染疑い例と65人の死亡を確認したと発表した。

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