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イスラム教の祝祭を優遇?米ディアボーン市、宗教差別訴訟で反論

訴訟は9月17日、ジャーナリストのマーゴット・クリーブランド氏が市とハムード市長を相手取り、連邦裁判所に提起したものだ。
2026年3月12日/米ミシガン州オークランド郡、襲撃事件が発生したシナゴーグ(Getty Images/AFP通信)

ミシガン州ディアボーン市が、イスラム教の祝祭をキリスト教やユダヤ教の祝祭より優先して公的に扱っているとして提起された訴訟を巡り、市側が「すべての住民を公平かつ平等に扱っている」と反論した。訴訟は9月17日、ジャーナリストのマーゴット・クリーブランド(Margot Cleveland)氏が市とハムード(Abdullah Hammoud)市長を相手取り、連邦裁判所に提起したものだ。

訴状によると、市は2025年、ラマダンを祝うため公金1500ドルを使って横断幕を設置したほか、市内の公園に5000ドルをかけて三日月形の装飾を設置した。また、市警察が公式エンブレムを入れたラマダン関連のシャツを販売したとされる。

一方、訴状はイースターやユダヤ教の過越祭について、同様の公的な表示が行われなかったと主張している。クリーブランド氏は他の宗教行事についても同様の扱いを求めたが、市側から十分な対応を得られなかったとしている。

訴訟では、こうした対応がキリスト教徒やユダヤ教徒に対する敵対的な環境を生み、憲法修正第1条と第14条に違反すると主張している。さらに、2025年9月に開かれた市議会で、ハムード氏と地元牧師が対立した出来事も取り上げられた。バーハム氏は市が特定の人物にちなんで道路を命名したことなどを批判し、市長はその後、牧師について「市に歓迎されていない」と発言したとされる。

これに対しディアボーン市は、イスラム教を優遇しているとの主張を否定し、多様な背景を持つ住民の権利と尊厳を守ることが市の方針だと説明した。ハムード氏も以前、牧師への批判は宗教そのものではなく、個人の言動に向けたものだと説明している。

訴訟では損害賠償とともに、市が憲法上の義務を順守するよう裁判所に命じることを求めている。今後は公有地での宗教的な祝祭の扱いが憲法上どのように評価されるかが争点となる。

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