米ミシガン州住宅爆発、夫が無理心中図ったか、1人死亡、1人重体
地元の保安官事務所はこの爆発について、「無理心中であった可能性が高い」とみて捜査を進めている。
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米ミシガン州ケント郡の住宅地で5月26日早朝に発生した住宅爆発について、当局は28日、男性1人が死亡、女性1人が意識不明の重体になっていると明らかにした。地元の保安官事務所はこの爆発について、「無理心中であった可能性が高い」とみて捜査を進めている。
爆発が起きたのは26日の午前4時頃。「家が吹き飛んだ」「大きな衝撃音がした」といった通報が相次ぎ、消防や警察に約50件の緊急通報が寄せられた。到着した救助隊が目にしたのは、木っ端みじんに吹き飛んだ住宅の残骸だった。建物は爆発の衝撃で大破し、周辺に木材やガラス片などが飛び散っていたという。
救助隊は現場で62歳男性の死亡を確認。61歳の妻は重度の火傷を負い、病院へ搬送された。地元メディアによると、女性は全身に深刻な火傷を負い、集中治療室で人工呼吸器を装着した状態で治療を受けている。
捜査当局は住宅地下に故意にガスが充満させられていた可能性が高いと説明している。出火原因は調査中だが、ケント郡保安官事務所は「夫が意図的に火災を引き起こし、妻を巻き込んで心中を図ったとみられる」と説明した。
その後の捜査で夫婦が離婚手続きの最中だったことも明らかになった。複数の報道によると、2人の間には接近禁止命令が出されており、数日後に裁判所で審理が予定されていたという。捜査関係者は現場で見つかったメッセージが事件の背景解明につながるとみている。
近隣住民による救助活動も注目を集めている。爆発直後、近くに住む男性らが女性の助けを求める声を聞き、炎上する住宅に駆け寄った。救出にあたった住民の1人は腕に火傷を負いながらも女性を屋外へ運び出し、「助けを求める声を無視できなかった」と語った。
地元コミュニティーでは衝撃が広がっている。負傷した女性は地域活動に熱心な人物として知られ、慈善活動にも積極的だったという。近隣住民からは「信じられない出来事だ」「とても親切な人だった」と悲しみの声が上がっている。
警察は引き続き、爆発に至った経緯や夫婦間のトラブルについて詳しく調べている。
