◎全てのティーンアカウントはデフォルトで「非公開(プライベートアカウント)」となる。
インスタグラムのロゴ(Getty Images)

IT大手メタ社が運営するインスタグラムは17日、プライバシー保護を組み込んだ10代ユーザー専用アカウントの開設を発表した。

これは「ティーンアカウント」と呼ばれ、16歳未満のすべてのユーザーに自動的に適用される。

対象ユーザーはアカウント設定を変更するために保護者の許可が必要になる。

数千万人のユーザーが影響を受けると予想される。

インスタグラムの責任者モセリ(Adam Mosseri)氏はABCニュースのインタビューで、「これは保護者の懸念に対処するものである」と語った。

それによると、この変更は17日に適用され、ログインしていない対象ユーザーのアカウントも60日以内にティーンアカウントに切り替わるという。

全てのティーンアカウントはデフォルトで「非公開(プライベートアカウント)」となる。

対象ユーザーがこれを公開するためには保護者の許可が必要だ。

非公開となった対象ユーザーはフォロワーを「再承認」する必要がある。承認した人のみ、自分のコンテンツを閲覧できる。

対象ユーザーは自分がフォローしているユーザー意外とメッセージをやり取りできなくなる。保護者は自分の子供が送った対象セージを送った相手を確認できるよう設定を変更できる。

インスタグラムを含むSNSでは10代の若者がトラブルに巻き込まれる事案が世界中で多発している。若者はSNSで個人情報を扱う際、慎重さに欠ける傾向がある。

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