俳優ヘイデン・パネッティーアさん、死因はフェンタニルなどによる薬物過量摂取、検視官が発表
パネッティーアさんは8月16日、同州グリーンビルのアパートで反応がない状態で発見された。通報を受けた救急隊員が現場で40分以上にわたって心肺蘇生などの救命措置を行ったが、死亡が確認された。
.jpg)
米俳優ヘイデン・パネッティーア(Hayden Panettiere、享年36歳)さんが、合成麻薬フェンタニルなど複数の薬物の過量摂取で死亡したことが分かった。サウスカロライナ州グリーンビル郡の検視官が22日、死因に関する調査結果を公表した。
パネッティーアさんは8月16日、同州グリーンビルのアパートで反応がない状態で発見された。通報を受けた救急隊員が現場で40分以上にわたって心肺蘇生などの救命措置を行ったが、死亡が確認された。当時交際していた男性とその兄弟も室内にいたという。
グリーンビル郡検視官事務所によると、パネッティーアさんの体内からは、強力な合成オピオイドであるフェンタニルとその化学的副生成物のほか、抗不安薬アルプラゾラム、筋弛緩薬、重度の精神疾患などの治療に使われる薬物が検出された。一方、検視では死亡につながった外傷の痕跡は確認されなかった。
家族の広報担当者はAP通信の取材に対し、捜査は現在も続いており、事案は複雑だと説明した。グリーンビル警察も捜査を継続している。警察が公表した当初の報告書には、パネッティーアさんが服用していた薬について記載されていたが、薬の名称は伏せられていた。
パネッティーアさんは子役時代から俳優として活動し、2006年に始まったテレビドラマ「Heroes」で超能力を持つチアリーダー役を演じ、国際的な知名度を得た。その後、ドラマ「Nashville」では歌手を目指す若い女性を演じ、実際に劇中で歌唱も担当した。同作での演技により、ゴールデングローブ賞の助演女優賞に2度ノミネートされている。
私生活ではアルコール依存や産後うつを経験したことを公表していた。2026年5月に出版された回想録「This Is Me」でも、若くして名声を得たことによる苦悩や薬物、アルコールとの問題について記していた。また、2023年には弟で俳優のジャンセン・パネッティーア(Jansen Panettiere)さんを心臓疾患で亡くしている。
パネッティーアさんは「Nashville」出演中に治療施設へ入所した経験も明かしていた。
