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米ジョージア州高校銃乱射事件、実行犯(当時14歳)の父親に禁固15年

事件は2024年9月、ジョージア州ウィンダーのアパラチー高校で発生した。
2026年7月30日/米ジョージア州ウィンダーの連邦裁判所、コリン・グレイ被告(AP通信)

南部ジョージア州で2024年に発生した高校銃乱射事件で、実行犯の少年に犯行で使用されたライフル銃を与えた父親コリン・グレイ(Colin Gray、55歳)被告に対し、裁判所は30日、禁錮15年の実刑判決を言い渡した。未成年の子どもによる学校銃乱射事件を巡り、保護者が刑事責任を問われ実刑判決を受ける異例のケースとなった。

事件は2024年9月、ジョージア州ウィンダーのアパラチー高校で発生した。当時14歳だったコルト・グレイ(Colt Gray)被告が校内で発砲し、生徒2人と教師2人が死亡、9人が負傷した。コルト被告は殺人など55件の罪を認め、27日に仮釈放なしの終身刑を言い渡されている。

検察は父親が息子の精神状態の悪化や学校銃乱射への強い関心を示す兆候を把握しながら、クリスマスプレゼントとしてAR15型ライフルを購入して与えたほか、銃器を適切に管理せず、必要な精神医療も受けさせなかったことが重大な過失に当たると主張した。陪審は今年3月、第2級殺人や過失致死などの罪で有罪評決を下していた。

判事は判決の中で、過失行為に対する量刑判断は容易ではないとしながらも、父親は息子が他者に危害を加える危険性を示す数多くの警告を無視し、銃器を安全に管理する責任も果たさなかったと指摘した。一方、弁護側は父親に息子の犯行を予見することはできなかったとして、より軽い刑を求めていた。

米国では学校での銃乱射事件を受け、加害者本人だけでなく保護者の責任を問う動きが広がっている。今回の判決は、2021年にミシガン州で起きた高校銃乱射事件で実行犯の両親が実刑判決を受けた事例に続き、銃の管理や未成年者への提供を巡る保護者の法的責任を示す判断として注目されている。

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