米ボーイング737MAX7、連邦航空局の認証取得、就航へ
737MAX7は、737MAXシリーズで最も小型の機種、135~160人ほどが搭乗できる。
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米連邦航空局(FAA)は3日、航空機大手ボーイングが開発した旅客機「737MAX7」に対し、商業運航に必要な型式認証を付与した。2018年と2019年に発生した737MAX8の墜落事故や、その後の品質問題を受けて審査が厳格化されたため、当初予定から数年にわたり認証が遅れていたが、ようやく就航への道が開かれた。
737MAX7は、737MAXシリーズで最も小型の機種、135~160人ほどが搭乗できる。燃費性能や航続距離の向上を特徴とし、短距離から中距離路線での運航を想定している。ボーイングは約30機を生産済みで、認証取得により航空会社への引き渡しを順次開始する見通しである。ローンチカスタマーであるサウスウエスト航空が受領に向けた準備を進めている。
認証が長期化した背景には、安全性に対する厳しい検証がある。737MAXシリーズはライオン・エア機とエチオピア航空機の墜落事故で計346人が死亡したことを受け、世界各国で運航停止となった。その後、2024年には737MAX9で飛行中に客室側面パネルが脱落する事故も発生し、FAAはボーイングの設計や製造体制への監督を一層強化した。
今回の認証では飛行制御ソフトウェアの改良、操縦室の警報システムの改善、エンジン防氷装置の設計変更などが求められ、ボーイングはこれらの対策を反映させた機体で試験飛行や各種検証を実施した。
FAAは認証後もボーイングへの監督を継続する方針を示しており、生産品質や安全管理体制について引き続き厳格に確認するとしている。一方、ボーイングにとって今回の認証は経営再建に向けた重要な節目となる。
市場では737MAX10の認証にも期待が高まっており、同社は今後、在庫機の納入や生産拡大を進めながら、失われた顧客や利用者の信頼回復を目指す考えである。
