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アメリカン航空の旅客機が鳥と衝突、緊急着陸、ケガ人なし 米サウスカロライナ州

旅客機は無事マートルビーチ国際空港に着陸し、自力でゲートまで移動した。
米航空大手アメリカン航空の旅客機(Getty Images)

サウスカロライナ州のマートルビーチ国際空港を出発したアメリカン航空の旅客機が10日朝、離陸直後に鳥と衝突し、エンジンに問題が発生したため空港へ引き返す事態となった。機体は同州からノースカロライナ州シャーロットへ向かう便で、乗客172人が搭乗していた。

ABCニュースによると、操縦士は鳥との衝突後、「エンジンに問題がある」と管制官に伝え、緊急着陸を要請した。離陸後、滑走路を点検したところ、相当量の鳥の残骸や羽毛が確認され、衝突が起きたことを裏付ける状況となった。また、近くを飛行していた別の航空機のパイロットは、鳥の群れと衝突したアメリカン航空機の左エンジンから煙が出ているのを目撃したと管制に伝えている。

旅客機は無事マートルビーチ国際空港に着陸し、自力でゲートまで移動した。乗客はその後降機、ケガ人は報告されていない。着陸後の点検では火災や燃料漏れは確認されなかったが、アメリカン航空は機体を運航から外し、整備チームによる詳しい検査を行うとしている。同社は乗客をできるだけ早くシャーロットへ輸送するとしている。

米国内では鳥との衝突、いわゆるバードストライクが多発している。連邦航空局(FAA)によると、2024年には国内の民間航空機で2万876件の鳥との衝突が報告されている。今回の事故についてもFAAが調査を行う方針を示している。

旅客機の離着陸時におけるバードストライクは安全運航に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、空港周辺での鳥の侵入防止や監視が重要となる。今回の便は安全に帰還し、人的被害はなかったものの、離陸直後のバードストライクが航空機の運航に重大な影響を与え得ることを改めて示した。

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