米コロラド州で男性がクマに襲われケガ、命に別条なし
コロラド州公園野生生物局(CPW)によると、男性は逃げようとした際にクマに腕を引っかかれ、さらに転倒して足を負傷。家族に連れられて医療機関を受診し、腕と足の治療を受けたという。
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米コロラド州イーグルベイルの集合住宅で、男性がコインランドリーから出た際にメスのクロクマ(アメリカグマ)と遭遇し、襲われる事故が起きた。警察が19日、明らかにした。コロラド州公園野生生物局(CPW)によると、男性は逃げようとした際にクマに腕を引っかかれ、さらに転倒して足を負傷。家族に連れられて医療機関を受診し、腕と足の治療を受けたという。
CPWは17日、クマによる襲撃の通報を受けて現場に駆け付けた。襲ったのは子グマを連れた母グマとみられ、付近では最近、クマが住宅街のごみ箱をあさっているとの目撃情報が複数寄せられていた。職員は一晩にわたって母グマの捕獲を試みたが、周辺にオスグマがいる可能性があったため、捕獲活動を中断した。その後、住宅街に捕獲用のわなが設置された。
CPWによると、コロラド州では今年、クマに関する通報が例年より多く寄せられている。背景には深刻な干ばつがあり、自然界の食料が不足したことで、クマが餌を求めて人の生活圏まで移動するケースが増えているという。
夏の終わりから秋にかけて、クマは冬眠に備えて大量の食物を摂取する「過食期」に入る。この時期には1日に最大2万カロリーを食べることもあり、活動範囲が広がるため、人間との接触や衝突が起きやすくなる。
CPWは住民に対し、クマに餌を与えたり近づいたりしないよう呼びかけている。ごみやペットフードなどクマを引き寄せるものを屋外に放置せず、屋外のグリルを使用後に清掃・収納するほか、窓やドアを閉めておくことも重要だとしている。
