米ニューメキシコ州で医療用小型機が墜落、乗員4人全員死亡
機体は14日の午前4時ごろに山林地帯に墜落した。
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米ニューメキシコ州ルイドソ近郊で14日、医療搬送用の小型機が墜落し、搭乗していた4人全員が死亡した。地元当局と連邦航空局(FAA)が明らかにした。事故機は患者搬送などに使用される双発機「ビーチクラフト・キングエア90」で、同州ロズウェルの空港を出発し、シエラブランカ地域空港に向かっていた。
FAAによると、機体は14日の午前4時ごろに山林地帯に墜落した。墜落現場は森林に囲まれた遠隔地で、捜索は難航したという。同州リンカーン郡の管理官は記者会見で、「搭乗していた4人全員の死亡を現場で確認した」と述べた。4人の身元、患者や医療スタッフが含まれていたかについては現時点で公表されていない。
事故後、現場周辺では火災も発生した。地元当局によると、キャピタン山周辺で煙が確認され、消防隊や警察、森林当局などが出動した。山火事の規模は2ヘクタール未満とみられているが、当時の地域は高温と乾燥、さらに強風が重なる警報が発令されており、延焼の危険性が高まっていた。森林局などが消火活動に当たっている。
墜落原因は明らかになっていない。FAAと国家運輸安全委員会(NTSB)は合同で調査を開始し、機体の整備状況や飛行ルート、当時の気象条件などを詳しく調べる方針だ。飛行記録サイト「フライトレーダー24」によると、機体は空港への接近中に墜落した。
米国では近年、小型機や医療搬送機の事故が相次いでいる。今年に入ってからも各地で墜落事故が発生し、安全管理体制の強化を求める声が高まっている。今回の事故を受け、地元住民の間でも不安が広がっており、当局による原因究明が急がれている。
