米ニューヨーク市の駅構内で刺傷事件、5人重軽傷、刃物男逮捕
事件は7日の午後7時ごろ、駅構内の乗り場付近で発生した。
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米ニューヨーク市マンハッタンのペンシルベニア駅で男が通行人らを刃物で次々と襲い、少なくとも5人が負傷した。警察が8日、明らかにした。容疑者は現場で逮捕され、警察が動機や事件の経緯を調べている。
事件は7日の午後7時ごろ、駅構内の乗り場付近で発生した。現場は帰宅客や旅行者で混雑しており、突然始まった襲撃に駅利用者らはパニック状態となった。目撃者によると、男は刃物を手に人々へ向かっていったという。
消防は声明で、被害者5人のうち1人が重傷、2人が中程度の負傷、残り2人は軽傷と明らかにした。負傷者はいずれも病院で治療や手当てを受けている。いずれも命に別条はないとのこと。
捜査関係者によると、容疑者はホームレスとみられる男で、現場で対応に当たった警察官が身柄を確保。凶器とみられるナイフも押収した。現時点で被害者と容疑者の間に面識があったかどうかは明らかになっておらず、無差別的な犯行だった可能性が指摘されている。
ペンシルベニア駅は米国で最も利用者数の多い鉄道ターミナルの一つで、長距離列車アムトラックやニュージャージー・トランジット、ニューヨーク近郊鉄道が発着する交通の要衝である。駅の真上にはマディソン・スクエア・ガーデンがあり、多くの観光客や通勤客が利用する。事件発生を受けて駅構内の一部区域が封鎖され、列車運行や利用者の移動にも影響が出た。
今回の事件はFIFAワールドカップを控えて警備体制の強化が進められていた時期に発生したことから、市民の間で公共交通機関の安全性に対する懸念が高まっている。警察は防犯カメラ映像や目撃証言の分析を進めるとともに、容疑者の精神状態や犯行動機について詳しく調べている。
