カナダ・トロント市内で銃撃事件、2人死亡、3人負傷、容疑者逃走中
亡くなった2人の身元と病院に搬送された3人の容体は明らかになっていない。
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カナダの最大都市トロントで11日、市内で開催されていた中南米文化を祝うイベントの会場近くで銃撃事件が発生し、少なくとも5人が撃たれ、このうち2人が死亡した。亡くなった2人の身元と病院に搬送された3人の容体は明らかになっていない。
警察は事件発生後、「無差別銃撃事件」として緊急警報を発令し、市民や来場者に対し、現場周辺に近づかないよう呼び掛けた。その後、現場の安全は確保されたものの、容疑者は逃走中で、警察が行方を追っている。
事件が発生したのは市中心部西側のセントクレア・アベニュー・ウェストとアーリントン・アベニュー周辺で、多くの飲食店や商店が立ち並ぶエリア。当時は毎年恒例のストリートフェスティバルが開かれ、多数の市民や観光客でにぎわっていた。銃声が響くと来場者は一斉に逃げ惑い、現場は一時騒然となった。警察や救急隊が出動し、負傷者の救護と現場の封鎖に当たった。
トロント警察は事件発生後、SNSを通じて緊急警報を発信し、市民に対して現場周辺を避けるよう要請するとともに、警察官の指示に従うよう呼び掛けた。数時間後には現場の安全を確認したとして警戒態勢を一部解除したが、容疑者の身柄は確保されておらず、動機や使用された凶器、単独犯か複数犯かなどについては捜査中としている。目撃情報や防犯カメラ映像の解析を進め、事件の全容解明を急いでいる。
事件を受け、オンタリオ州のフォード(Doug Ford)州首相は声明を発表し、「無意味な暴力によって尊い命が奪われたことに深い悲しみを覚える」と述べ、犠牲者と遺族に哀悼の意を示した。また、負傷者の早期回復を願うとともに、警察による捜査を全面的に支援すると強調した。
トロントは北米でも比較的治安の良い都市として知られるが、近年は銃犯罪への懸念が高まっている。今回の事件は多くの家族連れや観光客が集まるイベントの最中に発生したことから、市民に大きな衝撃を与えた。
警察は現場周辺での聞き取りや証拠収集を進めるとともに、市民に対して不審な人物や事件に関する情報の提供を呼び掛けている。
