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米シアトルのフェス会場で銃撃事件、3人死亡、4人負傷、容疑者逃走中

捜査当局は2人の人物が互いに銃を撃ち合ったことが発端とみている。
2026年7月26日/米ワシントン州シアトル、銃撃事件が発生したフェス会場(AP通信)

ワシントン州シアトル中心部で開催されていた食の祭典「バイト・オブ・シアトル(Bite of Seattle)」で26日午後、銃撃事件が発生し、3人が死亡、4人が負傷した。警察は容疑者1人を現場で拘束した一方、もう1人は逃走しており、行方を追っている。多くの家族連れや観光客でにぎわう会場で突然銃声が響き、来場者は一斉に避難するなど現場は騒然となった。

事件は午後6時ごろ、シアトル・センター内で発生した。現場は観光名所スペースニードルに隣接するエリアで、祭りの最終日を迎えていたことから数千人の来場者で混雑していた。

警察によると、現場近くにいた警察官が銃声を聞き、被弾した7人を確認。このうち2人は現場で死亡が確認され、もう1人は搬送先の病院で亡くなった。負傷した4人の中には幼い子どもも含まれているが、いずれも命に別条はないという。

捜査当局は2人の人物が互いに銃を撃ち合ったことが発端とみている。現時点で無差別に来場者を狙った犯行ではないとの見方を示しているが、流れ弾などによって犠牲者が出た可能性も含め、詳しい経緯を調べている。

警察は現場は2丁の拳銃を押収。容疑者1人を拘束した。身元や動機は明らかになっておらず、逃走中の容疑者を追うとともに、目撃者や映像の提供を呼びかけている。

ABCニュースによると、現場に居合わせた人々は銃声に驚き、一斉に逃げ出した。X(旧ツイッター)にも「何が起きたのか分からず、とにかく走った」「人々が転倒し、子どもを抱えて避難する親の姿もあった」など、混乱の様子が多数投稿されている。

シアトル市長は声明で、「地域社会を代表するイベントが恐ろしい暴力に見舞われた」と強く非難し、犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。州政府も事件を受けて捜査への全面協力を表明した。

警察は現時点で市民への差し迫った危険はないとしているが、事件の全容解明に向けて殺人課や銃犯罪対策部門を中心に捜査を続けている。1982年から続く「バイト・オブ・シアトル」は毎年約35万人が訪れる市内有数のイベントで、今回の事件は地域社会に大きな衝撃を与えている。

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