米フィラデルフィア空港で麻しん曝露、9月13~14日に複数ターミナルを通過
市保健局によると、感染者が空港にいたのは9月13日の午後7時25分から14日の午前0時5分まで。
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米ペンシルベニア州フィラデルフィアで、麻しん(はしか)への曝露事例が新たに確認された。市保健当局は9月20日までに、麻しんに感染した人物がフィラデルフィア国際空港を通過していたとして、利用者らに注意を呼びかけた。今回の事例は、最近発生したフィラデルフィア小児病院での曝露とは関連していないという。
市保健局によると、感染者が空港にいたのは9月13日の午後7時25分から14日の午前0時5分まで。曝露の可能性があるのはターミナルBとF、およびターミナルC、D、Eを結ぶ移動エリアなどで、感染者は空港の外には出ず、そのまま通過したという。
フィラデルフィア保健局は今回の事例を踏まえ、麻しんワクチンの接種状況を確認する重要性を強調した。特に、十分な予防接種を受けている人は今回の曝露によるリスクが低いと説明している。
今回の曝露は、ペンシルベニア州全体で麻しんの感染が拡大する中で発生した。同州保健当局によると、2026年に入ってから9月18日時点で767人の感染が確認され、150人が入院、4人が死亡している。
米国全体でも感染拡大が続いており、2026年の感染者は3000人を超え、45州とワシントンDCで確認されている。疾病対策センター(CDC)は麻しん・おたふく風邪・風疹(MMR)ワクチンを2回接種するよう推奨している。1回の接種で発症予防効果は93%、2回では97%とされる。
一方、幼稚園児のMMRワクチン接種率は2025~26学年度に92.4%で、コロナ禍前の2019~20学年度の95.2%から低下している。空港など多数の人が行き交う場所での曝露事例は、感染者の移動によって広範囲に接触者が生じる可能性を改めて示している。
