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2歳男児を車内に長時間放置、死亡 米フロリダ州

警察によると、5日午後、車内で意識を失った幼児がいるとの通報を受けて現場に急行した。
パトライト(Getty Images)

フロリダ州ハランデールビーチでベビーシッターに預けられていた2歳の男児が炎天下の車内に長時間置き去りにされ、死亡する事故が発生した。地元警察は過失の可能性を含めて詳しい経緯を調べている。

警察によると、5日午後、車内で意識を失った幼児がいるとの通報を受けて現場に急行した。男児は病院に搬送されたものの、まもなく死亡が確認された。男児は当時、保護者ではなくベビーシッターの世話を受けており、何らかの理由で車内に取り残されたとみられる。捜査当局は男児が車内にいた時間や当日の行動について関係者から事情を聴いている。

事故当日のフロリダ州南部は30度を超え、駐車中の車内温度は短時間で危険な水準まで上昇した可能性がある。警察は外気温がそれほど高くなくても、密閉された車内は急速に熱がこもり、熱中症に陥る危険性が極めて高いと警鐘を鳴らしている。

6日時点で逮捕者は出ておらず、警察は防犯カメラ映像や関係者への聞き取りなどを通じて、事件性の有無や刑事責任について慎重に捜査を進めている。死因については検視結果を待って判断される見通しである。

米国では夏季を中心に、子どもが車内に取り残されて死亡する事故が毎年発生している。こうした事故は保護者だけでなく、親族やベビーシッターなど子どもの世話を担う人の管理下でも起きており、専門家は「数分であっても子どもを車内に残さない」「降車時には必ず後部座席を確認する」といった基本的な安全対策の徹底を呼び掛けている。車内温度は短時間で生命に関わるレベルまで上昇するため、窓を少し開けた状態でも危険である。

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